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第5回記念 全曲再演による  二十五絃箏新曲作品演奏会

2014年9月20日(土)新宿文化センター小ホール
13:30開演(13:00開場)

第5回二十五絃箏新曲作品演奏会(チラシ、プログラムノート)より・・・

 ”二十五絃箏は次世代に繋ぐべき楽器である”とグループを結成し、開催して参りました新曲作品演奏会も5回目を迎えることができました。私たちの活動に理解と情熱を持って、ご協力くださった作曲家の方々や関係者の皆様の温かいお力添えのもと、全22作品がこの演奏会から誕生しております。どの作品も思い出が詰まった大切な作品ですが、今回は5回という記念すべき節目に、特に思い入れの強い作品を再演させて頂くことに致しました。
 二十五絃箏で初演しました作品は、独奏・二重奏・三重奏から五重奏まで形態は様々です。異楽器の音が交じらず、二十五絃箏の音だけが剥きだしになる中、一つの音楽作品をつくりあげる為に、どのように音を重ねていきたいか、表現したいか・・・。作品に関わる度に、改めて二十五絃箏と真正面から向き合い、弾く以上に感じて考えることを繰り返さずにはいられなくなりました。
 メンバーそれぞれの音楽の捉え方や表現について、時に学び合い葛藤しながら、僅かな時間の中で出来得る限りの準備をして本番を迎え、仲間と歩んできた時間は、演奏者としてかけがえのない経験と成長をもたらせてくれたと確信しております。これからも二十五絃箏の無限の可能性を引き出せる奏者であるべく、真摯に楽器、そして音楽と向き合い、精進して参る所存です。

作曲者紹介(50音順)
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■桑原ゆう
曲名:EtudesⅡ

1984年12月7日生まれ。2007年、東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業し、アカンサス音楽賞受賞。2009年、同大学大学院音楽研究科(修士課程)修了。佐藤眞、久行敏彦の各氏に師事。また、International Ensemble Modern Academy、Schloss
Solitude Summer Academy、IMPULS academy、Darmstadt International Summer Course for New Music等で、Chaya Czernowin、Steven Kazuo Takasugi、Liza Lim、Hanspeter Kyburzの各氏に学ぶ。第74、75、78回日本音楽コンクール作曲部門入選、2015年ミラノ国際博覧会における Feed-ing Music International Composition Competition ファイナリストなど。2009年度トーキョーワンダーサイト国内クリエーター制作プログラムに選抜され、トーキョーワンダーサイト青山クリエイター ・イン・ レジデンスにて活動を行う。2011年、同世代の演奏家とともにクリエイショングループ「淡座」を立ちあげ、古今亭志ん輔師をゲストに旗揚げ公演 『噺×現代音楽』 を行なう。その後、古今亭志ん輔師と「真景累ヶ淵」の公演を重ねている。テナーリコーダーとアコーディオンのための《Doll-Blind》(2007)、フルートとアコーディオンのための 《Doll-Blind b》 (2007/2012)が、Edition Wunn(ドイツ)より出版されている。現在、桐朋学園大学非常勤講師。http://3shimai.com/yu/
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■名倉明子
曲名:蝶の変容~二十五絃箏のために~

栃木県宇都宮市生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。受賞歴に、2000年第17回現音作曲新人賞、2001年第70回日本音楽コンクール作曲部門第1位、2005年第4回宇都宮エスペール賞、2008年第2回牧野由多可賞作曲コンクール佳作など。2005年に第50期NHK邦楽技能者育成会により初演されたアンサンブル作品「かぎろひ」(NHK委嘱)を書くことをきっかけにして、その前後より邦楽器による作品にも積極的に取り組んでいる。2008年には宇都宮市にて邦楽作品とサクソフォンカルテット作品による初の作品個展を開催。 これまでに作曲を浦田健次郎、丸田昭三、山田泉、松村禎三の各氏に師事。現在、聖徳大学、桐朋学園芸術短期大学講師。
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■中本 芽久美
曲名:二面の二十五絃箏のため“layered patterns”

大阪出身。和声・対位法・作曲を尾高惇忠、桐朋学園大学、同大学研究科にて作曲を安良岡章夫、ピアノをローラン・テシュネの各氏に師事。パリ、エコールノルマル音楽院にてエディット・ルジェに作曲を学び、2011年エコールノルマル奨学金を得てDiplome Superieur取得。作品は日本、フランスの数々の演奏会にて演奏されるとともに、Ensemble Alternance等、現代音楽のスペシャリストによっても初演されている。京都市立芸術大学非常勤講師。桐朋学園大学子供のための音楽教室講師。
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■根本 卓也
曲名:《Todesfuge(死の遁走)~パウル・ツェランの詩に寄せて》

東京芸術大学大学院(指揮)及び、リヨン国立高等音楽院古楽科(通奏低音)を卒業。新国立劇場音楽スタッフとして、オペラ現場の第一線に身を置くと共に、チェンバロ奏者・作曲家としても活躍している。NemoConcertato、和楽団「煌」メンバー。
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■増本 伎共子
曲名:Exotic Smile for 25gensoh,solo

東京出身。桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科(作曲専攻)卒業。同校名誉教授。柴田南雄、別宮貞雄の諸氏に師事。
創作オペラ「浅茅ヶ宿」で1986年度 文化庁舞台芸術創作作品奨励特別賞を受賞。連作歌曲「白秋の世界」(仮題)が1994年度第五回奏楽堂コンクール(作曲の部)で第一位入賞。作曲の他日本の伝統芸能の研究にも携わり、「雅楽-日本伝統音楽の新しいアプローチ」「新版雅楽入門(2010年新刊)」などの著書もある。日本現代音楽協会、作曲家協議会、東洋音楽学会会員。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■伊福部昭(1914~2006)
曲名:日本狂詩曲 (1935) JAPANESE RHAPSODY  Ⅰ.夜曲 Nocturne/ Ⅱ.祭 Fete

1914年5月31日、釧路生まれ。網走、札幌、音更で育つ。
特に音更時代に刷り込まれたアイヌの音楽や開拓民のうたう民謡に、終生、大きく影響される。札幌二中を経て、北海道帝国大学農学部林学科に進む。そのかたわら、独学で作曲を始める。戦後は、東京に移り、東京音楽学校(現東京藝術大学音楽学部)で教え、芥川也寸志、黛敏郎らを育てる。1970年代からは、東京音楽大学で教え、学長も長く務める。
その作風は、アジア的人間のヴァイタリティを探求するものとして、生涯一貫している。1980年に紫綬褒章、1987年に勲三等瑞宝章を受け、2003年には文化功労者に選ばれる。2006年2月8日、91歳で逝去。
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