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第2回二十五絃箏新曲作品演奏会

第2回二十五絃箏新曲作品演奏会(チラシ、プログラムノート)より・・・

今年は二十五絃箏制作二十周年を迎える節目の年となり、8月のレボリューションコンサートでは、二十五絃箏誕生物語~音と映像で辿る二十五絃箏誕生の軌跡~を企画致しました。
私たち自身も二十五絃箏に対する想いを再確認する貴重な機会となり、気持ちも新たに二十五絃箏の新作初演に向けて取り組んで参りました。
桑原ゆう氏・名倉明子氏・根本卓也氏・松井裕紀子氏の新作初演に加え、二十五絃箏誕生に欠かせない存在である伊福部昭先生の「日本狂詩曲」を二十五絃箏四重奏で、初演致します。
一度耳にしただけで、心奪われる音楽を遺された偉大な伊福部先生の作品を四重奏で演奏することは、困難を極めましたが、関係者の方々の温かいお力添えを頂き本日を迎えることが出来ました。
開催にあたり、ご指導ご助言を惜しみ無く注いで下さった野坂操壽先生、小宮瑞代先生。二十五絃箏の新たな世界を共に歩もうと前進し続けて下さった作曲家の皆様。スタッフ、関係者の方々に深く感謝致しますとともに厚く御礼申し上げます。
これからも、二十五絃箏は受け継がれるべき楽器、という信念のもと、その魅力と作品の素晴らしさを伝えていける奏者になるべく、メンバー一同精進して参りたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

第2回 2011年11月03日 武蔵野スイングホールにて

作曲者・曲名・プロフィール(プログラム順)

■作曲者:松井裕紀子
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曲名:二十五絃箏甲乙奏合『鏡花水月』

桐朋学園大学音楽学部作曲科を卒業、同大学研究科修了。
作曲を三瀬和朗、安良岡章夫、金子仁美各氏に師事。
西洋楽器から箏・笙・中国琵琶と多種多様な楽器の作曲、編曲を手がける。
室内楽のピアノ伴奏の他、オーケストラの鍵盤奏者としても活躍する。
現在桐朋学園大学附属子供のための音楽教室講師。OTOの会会員。女声コーラス枇杷の会伴奏ピアニスト。

■作曲者:名倉明子
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曲名:蝶の変容~二十五絃箏のために~

栃木県宇都宮市生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。
受賞歴に、2000年第17回現音作曲新人賞、2001年第70回日本音楽コンクール作曲部門第1位、2005年第4回宇都宮エスペール賞、2008年第2回牧野由多可賞作曲コンクール佳作など。
2005年に第50期NHK邦楽技能者育成会により初演されたアンサンブル作品「かぎろひ」(NHK委嘱)を書くことをきっかけにして、
その前後より邦楽器による作品にも積極的に取り組んでいる。
2008年には宇都宮市にて邦楽作品とサクソフォンカルテット作品による初の作品個展を開催。
これまでに作曲を浦田健次郎、丸田昭三、山田泉、松村禎三の各氏に師事。
現在、聖徳大学、桐朋学園芸術短期大学講師。

■作曲者:桑原ゆう
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曲名:EtudesⅡ

1984年生まれ。2007年東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業し、アカンサス音楽賞受賞。
2009年同大学大学院音楽研究科(修士課程)修了。第74、75、78回日本音楽コンクール作曲部門入選など。
International Ensemble Modern Academy、Academie Schloss Solitude Summer Academy等に参加。
2009年度トーキョーワンダーサイト国内クリエーター制作交流プログラムに選抜され、2009年から2010年にかけてトーキョーワンダーサイト青山 クリエイター・イン・レジデンスにて活動を行なう。
作品は、日本とヨーロッパを中心に初演、再演されている。
近年は、言葉(特に日本語)と音の関係性に特に興味があり、それを追究した作品づくりを行なっている。
テナーリコーダーとアコーディオンのための作品《Doll-Blind》がドイツのEdition Wunnより出版されている。
これまでに佐藤眞、久行敏彦、Hanspeter Kyburz、Liza Lim、Chaya Czernow-in、Steven Kazuo Takasugi、Ole L2010年、同世代の演奏家とともにクリエイショングループ《淡座》を立ち上げ、旗揚げ公演《噺×現代音楽》を11月20日に宇都宮・be off、28日に東京・紀尾井ホールにて行なう。
ホームページ: http://3shimai.com/

■作曲者:根本卓也
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曲名:≪Elegy for all the dead of 3.11.≫

1980年生。東京芸術大学指揮科在学中より、新国立劇場ほか国内主要オペラ団体にて音楽スタッフ(プロンプター・副指揮者)として
一線で活動。
8カ国語(英・独・仏・伊・西・露・チェコ・羅)を解し、モンテヴェルディから邦人現代作品まであらゆるレパートリーに携わる。
大学院で古楽・バロックオペラへの関心を深め、修了後渡仏。
レンヌ地方音楽院にてチェンバロ及びオルガン科を卒業後、この夏リヨン国立高等音楽院通奏低音科を卒業。
秋より再び活動拠点を日本に移す。
作曲活動も手掛け、最近は邦楽器アンサンブルのための作品に集中して取り組んでいる。
仏Delatour社よりオルガン連弾のための《主題と変奏(Theme et Variations)》が出版されている。

■作曲者:伊福部昭作曲(1914~2006)
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曲名:日本狂時曲 (1935) JAPANESE RHAPSODY  Ⅰ.夜曲 Nocturne/ Ⅱ.祭 Fete

1914年5月31日、釧路生まれ。網走、札幌、音更で育つ。
特に音更時代に刷り込まれたアイヌの音楽や開拓民のうたう民謡に、終生、大きく影響される。
札幌二中を経て、北海道帝国大学農学部林学科に進む。そのかたわら、独学で作曲を始める。
戦後は、東京に移り、東京音楽学校(現東京藝術大学音楽学部)で教え、芥川也寸志、黛敏郎らを育てる。
1970年代からは、東京音楽大学で教え、学長も長く務める。
その作風は、アジア的人間のヴァイタリティを探求するものとして、生涯一貫している。
1980年に紫綬褒章、1987年に勲三等瑞宝章を受け、2003年には文化功労者に選ばれる。
2006年2月8日、91歳で逝去。

  • メンバープロフィール
  • 新曲初演活動 二十五絃箏新曲作品演奏会
  • 普及活動 25 strings-koto Revolution concert
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