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第3回二十五絃箏新曲作品演奏会

2012年11月24日(土)すみだトリフォニー 小ホール
16:00開演(15:30開場)

第3回二十五絃箏新曲作品演奏会(チラシ、プログラムノート)より・・・

二十五絃箏は次世代に残るべき楽器という信念のもと、もっと二十五絃箏のための作品を生み出していきたいと、全曲新作・初演で臨んで参りましたこの演奏会も3回目を迎えることができました。
私達の自主活動である「普及目的の 25strings-koto Revolution Concert」と、「新曲作品演奏会」は性格を異にしておりますが、どちらも開催する度に、メンバー同士の絆が深まり、また演奏家として進化し続けたいと思える出会いや発見があり、それぞれの成長に繋がっているように感じております。
2012年 4月から新メンバーも加わり、気持ちも新たに音楽と向き合う日々を送っております。
 新曲作品を演奏するという企画は、それまで聴いたことがない作品を自分の持てる限りの演奏技術で譜面上から音の空間に仕上げる、という想像以上に難しい作業でした。当初は時間ばかりを費やしていましたが、経験を積み重ねるうちに新作に取り組む恐怖より楽しみが増えて参りました。
 今回は、以前から共に歩んで下さっている今井慎太郎氏・桑原ゆう氏・根本卓也氏と、新たに杉山佳寿子氏・薮田翔一氏を迎えて新曲作品を初演致します。そして、前回四重奏で発表した 憧れの伊福部 昭先生の日本狂詩曲を、メンバー全員で奏でられるようにしたいと、五重奏に改訂・初演致します。
 開催にあたり、ご指導ご支援頂いた野坂操壽先生、小宮瑞代先生。二十五絃箏の新たな音を紡いで下さった作曲家の皆様。スタッフ、関係者の方々に深く感謝致しますとともに、厚く御礼申し上げます。
 これからも、よりよい形で舞台を迎えられるように、作品を生み出す為の時間と、それを出来る限り表現する為の時間を大切に、温めて積み重ねて参りたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

■今井 慎太郎  流れとよどみ 二十五絃箏とエレクトロニクスのための

国立音楽大学およびIrcamにて学ぶ。文化庁派遣芸術家在外研修員としてZKMにて研究活動を、またDAADベルリン客員芸術家としてベルリン工科大学を拠点に創作活動を行う。2012年にはダルムシュタット夏期現代音楽講習会にて講師を務める。国立音楽大学専任講師。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■桑原 ゆう  Etudes Ⅲ

1984年生。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学大学院(修士課程)修了。
第74、75、78回日本音楽コンクール作曲部門入選など。『淡座』メンバー。桐朋学園大学非常勤講師。http://3shimai.com/yu/

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■杉山 佳寿子  Buio e non buio (和訳:暗闇、そして暗闇でないもの)

桐朋学園大学作曲理論科作曲専攻卒業。同研究科1年次修了後渡伊、ミラノ国際音楽院IRMusにて研積を積む。
第13回奏楽堂日本歌曲コンクールを始め、多数のコンクールに入賞・入選。現在東京学芸大学大学院修士課程に在籍。

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■根本 卓也  《Les Feuilles des Douleurs Passées》 (”過ぎ去りし悲しみの葉々”)

東京芸術大学(指揮科修士課程)、リヨン国立高等音楽院(通奏低音科)卒業。現在、新国立劇場音楽スタッフ(オペラ部門)。
作曲家としては、仏Delatour社よりオルガン連弾のための《主題と変奏(Thèmeet Variations)》を出版。
声楽・オルガン・邦楽器アンサンブルの為の作品を中心に手がけている。『和楽団「煌」』レジデンス・コンポーザー。

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■薮田 翔一  Tremble

2012年東京音楽大学大学院作曲科卒業。これまでに作曲を有馬礼子、西村朗、糀場富美子、藤原豊、飯塚邦彦、Bruce Starkの各氏に師事。第78・79・80回日本音楽コンクール2位入賞。
トロンボーンピース・オブ・ザイヤー2011作曲賞。ウィーンコンチェルトハウス100周年作曲賞最優秀作品賞(オーケストラ部門)。2012年京都フランスアカデミーメシアン賞。

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■伊福部 昭(1914~2006)  日本狂詩曲(1935) 第一楽章:夜曲/第二楽章:祭

1914年5月31日、釧路生まれ。網走、札幌、音更で育つ。特に音更時代に刷り込まれたアイヌの音楽や開拓民のうたう民謡に、終生、大きく影響される。札幌二中を経て、北海道帝国大学農学部林学科に進む。そのかたわら、独学で作曲を始める。
戦後は、東京に移り、東京音楽学校(現東京藝術大学音楽学部)で教え、芥川也寸志、黛敏郎らを育てる。
1970年代からは、東京音楽大学で教え、学長も長く務める。その作風は、アジア的人間のヴァイタリティを探求するものとして、生涯一貫している。1980年に紫綬褒章、1987年に勲三等瑞宝章を受け、2003年には文化功労者に選ばれる。
2006年2月8日、91歳で逝去。

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